2009
お久しぶりです。生きてます。
運動会・展覧会・マラソン大会にもちつき大会がようやく終わり、ホッと一息のクラス役員です。
先日、幼稚園のママ友と我が家でクリスマス会をしようということになり、幹事が打ち合わせに来てくれたのですよ。3歳の娘さんと9歳のお兄ちゃん連れて。
打ち合わせの間、娘さんとうちの子はオモチャで仲良く遊んでたんですが、お兄ちゃんは退屈そう。
一人娘の我が家には、少年が遊べるようなオモチャなどなく、申し訳ないなーと思って、私はお兄ちゃんの手を取り、禁断の2階マンガ部屋にご招待しました。
部屋に入った途端、少年は口を開けて絶句し、全巻揃ったワンピやDBなど、食い入るように見つめていました。そして一言。
「…おねいさん…おれ…おれ…」(お母さんより10歳若い私に気を使っている)
私は少年の肩に手を置き、
「うん?」
「お母さん…マンガあんまり買ってくれなくて…おれ…っ」(涙声)
「うん…」
「おねいさんみたいなお母さんが良かった…!」(爆弾発言)
そして二人で膨大な蔵書を見上げ…
「お兄ちゃん。私もね…子供の頃は親にマンガばっかり読むなって、いつも怒られてたよ…だから大人になったら、好きなだけマンガ買って、マンガの図書館作ろうと思ってたよ…そしてそれを許してくれる男と結婚したんだよ…」
20歳あまりの年の差を越え、少年と私の間に何かが芽生えた瞬間でした。
彼はワンピを1巻から読み始めました。そして帰り際、お母さんに聞こえないように、私に囁きました。
「クリスマス会、おれも来ていいですか…?ケーキもプレゼントもいらないし、妹の面倒もみるから…」
少年は4巻までしか読めなかったワンピを求めていたのです。分かる分かるよその気持ち!!
私は熱い思いを堪えながら返しました。
「いいよ、来なよ!…でも絶対貸し出しはしないからね」
最後の部分に色々乗り越えてきた大人の執念を漂わせつつ、私は少年の細い背中を見送ったのでした…
どうでもいい話ですいません。
0巻とかカラーとかぴあとかメンノンとか!んで映画映画!!!とか。
相変わらずワンピに翻弄されています。
映画見てきたら絶対語る!!!!