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手作りマニアでオタクで育児奮闘中のカオスな生活 …をしているゾロサンサイトの緊急避難先です

2025

0405
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2010

1010

まさに支離滅裂な感想は下の記事にありますー。
それだけじゃどうにも収まらなかったので、続きから超捏造21歳ゾロサン再会編、小話など。



ゾロが目尻に涙を浮かべて爆笑するのを、もう怒る気も失せて眺めている。
はたと笑いが収まれば、今度はまじまじと顔を覗き込まれて、一瞬切ないような表情をしたかと思えば、だんだんと嬉しそうに笑って、再び爆笑の渦に消えていく。その繰り返し。もう何度目だ、お前。
「だははははははは…あー苦し…もーテメ、コック…だはははははは」
2年だぞ、2年。
2年ぶりに再会してから、おれとゾロがしたことと言えば、ゾロが船をぶった斬って現れた海岸で目を合わせて、よォと手を上げ合い、そしてただひたすら爆笑している、させている、のみだ。
気の毒な漁師のおっさんも、ギャラリー達の姿もすでになく、真っ二つのガレオン船が徐々に沈み行くのを背景に、ただゾロの笑い声だけが響く。
元気だったかとか、この2年どうしてたとか。ていうかその目どうしちゃったの、とか。
そんな当たり前の質問すら許されない、この状況は一体何だ。
「あー…だはは…うー…こんな笑ったの、すげー久しぶりだ…」
無骨な親指で涙を拭う。濡れた目玉が、とろりと不思議な色に輝いている。
怒り狂って喧嘩するべきだったのだろうか。それとも、会いたかったぜェ、と余裕かまして抱き締めるべきだっただろうか。
ゾロとの距離感が思い出せない。おれ達は、もっと近かったか?それとももっと遠かったっけ?
するとゾロは、濡れた親指でおれの眉間を撫で、顎を撫で、納得したように一息吐いて、正解を教えてくれた。
「やっぱお前いいな。面白ェからそばにいろ」
さらりと。あたう限りさり気なく。
今この時しかないとばかりに、膠着していた昔の距離感を一歩、ゾロが踏み越えた。
止まっていたおれらの時が、音を立てて動き出す。

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